書評キャンパスってなに?

書評キャンパス誕生物語

「大学生の48%が読書時間ゼロ」

大学生が本を読まないーー

もう何年も前からずっと言われている話。しかも毎年、この数字はアップしています。

高校生のときは読んでいたのに、大学生になったら読まなくなる、そんな人も多いみたいです。

読書をしたいと普段思っていても時間がなくてできない人もいる。サークルなど取り組むことが増えて、読書の優先順位が下がる人がいるのかもしれない。移動時間に(本を読まずに)スマホを触ってしまう人もいる

高校生新聞オンライン 2019.03.08

読書人の社員
読書人の社員

そりゃそうだよね。大学生にとって、本を読むよりも楽しいこと、やりたいこと、いっぱいあるよね。

でも、なんだかちょっとさみしい(泣)

60年以上、本に携わる仕事をしてきた読書人は、毎年このニュースにおびえていました。

いつか、『週刊読書人』を読む人も、本を読む人も、いなくなってしまうのではないかーー。

しかし、ある時、読書人で会議をしていたら、一人の社員がこんなことを言いました。

読書人の社員
読書人の社員

本当に、大学生は本を読まないのかな?

調査の数字はショックだけど、本を読む大学生もどこかにいるはず
じゃない?

読書人の社員
読書人の社員

確かに。私たちが見つけられていないだけで、本が好きな大学生もきっといるはずだよね?

読書人の社員
読書人の社員

それなら本を読む大学生を探しに行くのはどうだろう?

もし、本が好きな大学生がいたら、書評を書いてもらったら面白いんじゃないかな?

そして、【本を読んだり、文章を書くことが好きな大学生は必ずいる】という仮説の元、私たち読書人は、本好きの大学生を見つける旅に出ました。

最初は半信半疑で、その仮説に自信が持てないでいましたが、実際に活動を始めてみたところ、想像以上に多くの大学生が「本を読みたい! 書評を書きたい!」と手を挙げてくれました。

そんな本好き大学生たちの思いを形にすべく、試行錯誤を重ね出来上がったコラム、それが「書評キャンパス」です。

書評キャンパスのルール
  • 年間50回発売される『週刊読書人』及び『読書人ウェブ』に、大学生が書いた書評を掲載する。
  • 副編集長が担当となり、書評執筆指導を行う。
  • 本の購入費用は読書人が負担する。しかも、書評執筆の稿料がもらえる
  • 1年分の書評キャンパス記事をまとめて書籍にする
記念すべき第1回目に寄せた当時の社長の熱いコメント
記念すべき第1回目の「書評キャンパス」
読書人の社員
読書人の社員

最初は、応募をかけても参加したい人が集まらないんじゃないか?って不安だったのだけど、気づいてみたら、途切れることなくたくさんの大学生が参加してくれたよ!

どの学生さんも、本が大好きで真面目、熱いパッションを持っています。

担当するのがとっても楽しみ!

こうして、2017年から始まったこの企画は順調に年を重ねています。

初年度から変わることなく、大学生と編集部、二人三脚で、毎週1200字の原稿を作り上げています。

【大学生=本を読まない】のレッテルを貼られていますが、我々読書人は、そんなことないって知ってるよ!

新聞に名前を残したい! 自分の文章力を試したい! どんな動機でも構いません。

「私も参加してみたい!」と思ったら、ぜひこちらから応募してみてくださいね。

書評キャンパスに応募してみる

書評キャンパスに参加したらどうなるの?

応募から掲載までの流れ

おおまかな流れはこのようになります。

応募条件について

  • 執筆時点で、大学に在籍している方。
  • 掲載が決まった際に、大学名、学年、本名を出せる方。

大変恐縮ですが、この2点OKの方に限らせていただきます。

応募からの流れ

弊社から「執筆依頼書」をメールにて送付させていただきます。

※執筆依頼書内に、対象書籍、原稿文字数、原稿料のお支払い方法などを明記しております。

対象書籍が決まり次第、原稿の締め切り日を相談して決定します。

基本は、選書からひと月ほど先に設定しています。

実際に書評を執筆し、初稿を編集部にメールで送付ください。
編集部で確認し、コメントを付記してお戻しします。
コメントを参考に、原稿を修正し、再度編集部に送付ください。

※修正回数は人によって異なります。

原稿完成後、新聞掲載/ウェブ掲載の審査をし、掲載のかたちが決まります。

※紙面掲載された方には、掲載紙をお送りいたします。

このような流れで原稿を作っていきます。

原稿の掲載

紙面にはこんな感じで掲載されるよ!

就活の面接にこの新聞を持って行った卒業生もいるんだよ~

紙面に自分の署名記事が載るってかっこいいよね!

何よりとってもいい記念になります。

また、新聞だけでなく、本、ウェブ、書籍、3つの形態で掲載されます。

ウェブではこちらで過去の書評キャンパスを紹介しています。

よくある質問

応募したら必ず参加できるのでしょうか?
応募条件にあてはまる人なら、どなたでも参加できます。
応募フォームから登録したのに、返信が来ません。
正しいメールアドレスを登録できていない可能性があります。少し待って返信が来なければ、再度campus@dokushojin.co.jpへご連絡ください。
大学関係者です。自分の大学の生徒にぜひ参加してもらいたいのですが、書評キャンパスのパンフレットやチラシはありますか?
興味を持っていただきありがとうございます。告知用のチラシ(PDF)を用意しておりますので、campus@dokushojin.co.jpまでご連絡ください。
参加できた場合、原稿料や本の購入代金はいつ振り込まれますか?
原稿掲載月末締め、翌月末払いとなります。