はじめまして、読書人です。
はじめまして!YOMKAを運営している読書人と申します。
さて、まず最初に確認しておきたいのですが、このサイトを運営している「読書人」っていう会社名、読めますか?
「どくしょ」する「ひと」で、
「どくしょにん」?
「どくしょじん」?
あってる?
正解は、「読書人(どくしょじん)」です。
素直に読んでくれた皆さん、ありがとう!それが正解です。
昔、銀行の受付で
「株式会社よみかきにん様~!」
と呼ばれたことがあってね。
そこまでひねってくれなくていいんだけど。
そんな感じで、まず会社名が読めないし、電話で社名を聞き取ってもらえないし、いったいなんの会社?と思われがちな弊社です。
読書人は、神保町にある、本の情報について発信する出版社です。
新聞や本の発行、イベントやセミナーを開催、本に関するいろいろな事業を行ってます。
こちらの記事では、そんな弊社の歴史と会社概要についてご説明させていただきます。
読書人の歴史
読書人のルーツを知るには、今から約70年前の1957年までさかのぼります。
その当時「出版界を発展させよう!」という機運が高まり、181社の出版社が集まって「一般社団法人日本書籍出版協会(略して「書協」)」が誕生しました。
これから、日本の出版界を盛り上げていこうじゃないか!
出版界、どうやったら盛り上がるだろうか?
そうだ!「出版案内」を発行するのはどうだろう?
毎週新刊情報を掲載する週刊新聞を発行して、より多くの人にどんな本が出るのか知ってもらえば、もっと本が売れていくかもしれないぞ。
それは面白そうな企画だ!
ぜひやってみようじゃないか。
こうして、書協の機関誌を発行する「新聞委員会」が発足。翌年には、「週刊読書人」に名前を改め活動が始まります。
それから7年後、「週刊読書人」は書協から独立し、株式会社読書人として法人化します。様々な変化がありましたが、創刊当時の魂は脈々と引き継がれ、60年以上「書評新聞」の発行を続けています。
60年以上、毎週書評新聞を発行し続けられているのは、支えてくださる出版界の皆様、そして「週刊読書人」を読んでくださる皆様のお陰です!
昭和、平成、令和とつないできたこのバトンを、次の世代にもつなげていけるよう、日々頑張っています。
読書人の企業理念
私たち読書人は、こんな企業理念のもと、日々活動を続けています。
本を読む人々の生活をより豊かにする
そのために、
- 遍く人々に上質な本の情報をお届けする
- 読書人口の向上に寄与する
ことを大切に、『週刊読書人』や書籍の発行、大学での講義実施、セミナー、トークイベント開催等の事業を行っています。
本を読まなくても生きていけるかもしれない。
だけど、読書人は「本の力」を信じています。
新しい発見をしたり、悩み事を解決したり、疲れを癒してくれたり。
読書は、あなたの生活をより豊かにしてくれるはず!
読書人の課題とこれから
ここまで読んでくれた皆様、どうもありがとうございます。
令和の時代には、読書より楽しいことがたくさんあり、わざわざ読書に時間をかける人が少なくなっています。「読書時間0分という大学生の割合が50%近い」というデータ(大学生協調べ)が示すように、大学生や若い世代の方々は、特にそうかもしれません。
でもさ、読書っていいよ。
読書人はそれだけお伝えするために、コツコツと活動を続けます。たった一人でもいいから、大学生の「読むきっかけ」になれたら、読書人はとっても嬉しく思うのです。
「大学生の読書時間0分」このデータをいつかなくせたら!
それが今の読書人の課題です。
だからこそ、本を読む、本が大好きなあなたの力が必要です。
あなたが選んだ本、感じた気持ち、そしてそれを言葉で表現する。それだけで、隣の友達が本を読むかもしれません。
読書人は大学生向けの事業も行っています。ぜひYOMKAをチェックして参加してみてくださいね。
令和の時代に「読書が好き!」と言ってくれる大学生のこと、もっともっと知りたいです。
LINEアカウントにてアンケートなど実施予定なので、協力してくださる方は、ぜひお願いいたします。